経済的暴力とは何?その7つの事例

暴力(DV)


DV(ドメスティック・バイオレンス)の中に、「経済的暴力」と言われるものがあるのをご存知ですか?文字通り「経済的に相手に苦痛を与える」行為のことで、夫が妻にお金を使わせなかったり、過剰な金銭的制約を課すことによって、妻の生活が苦しくなり苦痛を味わうような状態を言います。

経済的暴力は、身体的暴力などと違って、まわりからは見えにくいDVです。そのため、一般にもあまり認知されておらず目立ちませんが、配偶者からこのような暴力を受けている人は実際に存在しています。あなたは、このような暴力を受けてはいませんか?

では、いったいどのようなケースが、経済的暴力に該当するのでしょうか?以下に7つの具体例を挙げてみたいと思います。

1.生活費を妻に渡さない

お金があっても生活費を渡さないのは、経済的暴力に該当します。自分の趣味やギャンブルにはお金を使っているのに生活費は渡さない、などという場合が当てはまります。失業してしまったなどで、本当にお金がなくて生活費を渡せない場合は当てはまりません。

2.妻のお金を取り上げたり、勝手に使う

妻の持っているお金を取り上げることや、妻の収入や貯金を勝手に使ってしまうことも経済的暴力にあたります。

3.妻が外で働くことを妨害する

妻が外で働くことを妨害することも、経済的暴力です。ただし、「子どもが小さいうちは、仕事を辞めて家にいて欲しい」などと言う場合は、一概に経済的暴力とは言えません。「働くことを妨害された」と言うためには、それ相当の理由が必要です。

4.妻に必要なものを買わせない

お金があるのに、妻が生活をする上で最低限必要な洋服を買うことも認めないような状況は、経済的暴力にあたります。もちろん、高価な毛皮のコートを買ってくれないなどというのは経済的暴力ではありません。

5.収入について教えない、使わせない

夫に収入があるのに、その収入がいくらなのかなどについて教えてもらえない、また夫の収入をまったく使わせてもらえないと言う場合、それは、経済的暴力にあたります。

6.家計を細かくチェックする

夫が計を厳しく管理し、夫が生活費の使い道を細かくチェックするような場合、程度問題でもありますが、あなたが欲しいものを一切買えず息の詰まるような思いをしているのなら、それは経済的暴力の可能性があります。

7.借金をさせる

妻に借金をさせることも立派な経済的暴力です。あなたが配偶者の言いなりになって、借金をしなければならない理由はひとつもありません。

もし、配偶者からこのような暴力を受けているとしたら、それは決して許されないことです。生計を共にする夫婦なのに、お金をまったく自由に使えないなどということはおかしいことです。また、経済的暴力を受けている場合、身体的暴力や精神的暴力なども合わせてふるわれている場合があります。そんな中で、耐える必要はありません。気力をもって、不自由な生活から一日でも早く脱出することを考えましょう!


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